2017年08月07日

『 火花 』

説明いらない、著 又吉直樹の 『 火花 』です。
KIMG1058.JPG他の本と同様に昨年のG・Wにまとめて10冊(限界冊数)予約したうちの一冊ですが、比較的早く順番回って来ました。
市内図書館に合わせて91冊あるからです(爆)

話は花火大会の花火から始まります。
そしてラストも花火大会の花火で終わります。
なのに題名は 『 火花 』 です。
そこから、もうすでに、又吉直樹という人の真意を探りたくなってしまうのですが…

そうなんですよねぇ〜
通常、小説を読む時、登場人物に感情移入して読み進んでしまうのですけど…
どうしても
どうしても、それ以前に著者 芸人又吉直樹が何を伝えたいのか?とか
ここでこのユーモラスな表現は芸人ならではだとか
こんな発想で物を見てるなんて、又吉さんは底なしに優しい人なんだろうなぁ〜とか
小説の向こう側にある著者の思考回路・心の構造が気になってしまうのですね。
折角素晴らしい作品を完成させても、それじゃ可哀想な気もします。

著者は太宰治作品に傾倒し影響を受けたと自ら語っているのをTV番組で見たことありますが…
芥川賞受賞。。。うん!
どちらかというと太宰治よりも、芥川龍之介の方が近い気がするのは私だけでしょうか?
あたたかさ
ユーモア
せつなさ
最近の話題本に多いドラマチックな展開で話を進めていくことなく
淡々と、
でも
その淡々とした日常の中で心が揺れる、その心情的な揺れ幅部分を丁寧に大切に表現してますよね。
太宰じゃないでしょぉ〜
芥川龍之介だよねぇ〜
と思うのだけど。。。

とても読み易く、とても面白かったです。



posted by shin at 22:03| Comment(0) | ★活字中毒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]